ドルトムントのMFヌリ・シャヒン【写真:Getty Images】
ユルゲン・クロップ監督率いるリバプールが、ドルトムントに所属するトルコ代表MFヌリ・シャヒンの獲得に興味を示しているようだ。22日に英紙『エクスプレス』が報じている。
シャヒンはドルトムントのユースで育ち、2005年にはトップチームデビューしていた。2007年にはフェイエノールトに期限付き移籍していたが、その翌年にはドルトムントに復帰している。2011年にはリーグ戦30試合に出場して6得点を決めるなどチームのリーグ優勝に貢献。シャヒンは、その年のブンデスリーガ最優秀選手に選ばれている。
その後、レアル・マドリーを経て2012年8月にリバプール加入したが、半年でドルトムントに復帰している。リバプールに在籍時にはブレンダン・ロジャース監督(当時)と起用法を巡って対立しており、ドルトムントに復帰した際には「ロジャースの下を離れられて神様に感謝している」と発言したことがある。
クロップ監督は2008年から2015年までドルトムントを率いたことがあり、その間にシャヒンを指導した経験を持っていた。もしリバプールに復帰することになれば、犬猿の仲だったロジャース氏ではなく恩師であるクロップ監督が率いるチームに加わることになる。
昨季は怪我に悩まされ、今季も試合に出場できていないが、同紙によればクロップ監督はシャヒンの才能を高く評価しているようだ。
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