本田圭佑(左)とアレッシオ・チェルチ(右)【写真:Getty Images】
本田圭佑が厳しい立場に立たされている。今週末のセリエA第8節トリノ戦で、シニシャ・ミハイロビッチ監督は4-3-3を選択するようだ。14日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
ジェノア戦、ナポリ戦と2連敗を喫し、改革が必要とされるミラン。17日のトリノ戦では指揮官は3トップを選択し、トップ下のポジションは消滅するようだ。問題発言で話題となった本田はベンチ予想となっており、代わりに右ウイングにMFアレッシオ・チェルチが先発出場と予想されている。
ミハイロビッチ監督は4-3-3と4-4-2のいずれかで迷っているとみられ、どちらにせよ本田の役割である“トップ下”は存在しない。今季チーム内で最高のパフォーマンスをみせているMFジャコモ・ボナベントゥーラのパフォーマンスを引き出すため、サイド攻撃を主体とした構成に変更するとみられている。
クラブ内での立場が怪しくなっている上に、システム上でも窮地に陥っている本田。今後の出場機会に注目が集まる。
トリノ戦のミラン予想スターティングメンバーは以下。
GK:D・ロペス
DF:アバーテ、サパタ、ロマニョーリ、アントネッリ
MF:クツカ、モントリーボ、ベルトラッチ
FW:チェルチ、バッカ、ボナベントゥーラ
【了】