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ハリル監督、J選手の“酷使”に不満「大きなけがになりかねない」

text by 編集部 photo by Asuka Kudo / Football Channel

ハリル監督、J選手の“酷使”に不満「大きなけがになりかねない」
Jリーグ選手の“酷使”に不満を示したハリルホジッチ監督【写真:工藤明日香 / フットボールチャンネル】

 日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は1日、ロシアW杯アジア二次予選シリア戦および親善試合イラン戦に向けた代表メンバーを発表した。

 初招集の南野拓実(ザルツブルク)や3年半ぶりの代表復帰となった柏木陽介(浦和レッズ)ら23人がハリルホジッチ監督から名前を読み上げられた。

 そんな中、「会見の1時間前まで迷っていた」と話していた酒井宏樹(ハノーファー)と遠藤航(湘南ベルマーレ)は負傷を抱えていたため選外となり、軽傷を負っていた山口蛍(セレッソ大阪)は選出となった。

 ハリルホジッチ監督は山口について「彼は少しけがを抱えている。けがを抱えたままプレーを続けており、完治はしていない」と述べると同時に、Jリーグでプレーする選手が“酷使”されている現状に苦言を呈した

「私はこのような治療の仕方に満足していない。少しけがを抱えた選手がプレーを続けてしまうと、違う問題が生まれてしまう。そして、大きなけがにもなりかねない。日本代表に選ばれるのは、100%準備ができている選手だ」

 山口については「今のところレポートで問題ないと聞いている。特に、山口はアウェイでかなり重要になってくる」と選手理由を明かしているが、ハリルホジッチ監督はJリーグの各クラブに対して選手の起用方法についてリクエストした。

【了】

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