日本代表メンバーが発表された(写真はアフガニスタン戦)【写真:Getty Images】
日本サッカー協会(JFA)は1日、ロシアW杯アジア二次予選のシリア戦と親善試合イラン戦に向けた日本代表メンバーを発表した。
会見はこれまで通りヴァイッド・ハリルホジッチ監督が名前を読み上げる形式で行われた。
最大の注目は初招集の南野拓実だ。これまでU-22日本代表でプレーしていた南野は、オーストリア・ブンデスリーガのザルツブルクで今季公式戦13試合で8得点4アシストを記録するなど活躍を見せており、「将来の日本代表に重要な選手となる」とハリルホジッチ監督も高く評価している。
2014年ブラジルW杯を含む予備メンバーやトレーニング合宿には呼ばれていたこともあったが、試合に向けての本メンバー招集は初めてとなる。
東アジア杯で招集されながら、負傷で辞退となった柏木陽介は2012年2月以来となる招集となった。
選出されたメンバーは以下の通り。
▽GK
西川周作(浦和レッズ)
東口順昭(ガンバ大阪)
六反勇治(ベガルタ仙台)
▽DF
吉田麻也(サウサンプトン)
丹羽大輝(ガンバ大阪)
槙野智章(浦和レッズ)
森重真人(FC東京)
酒井高徳(ハンブルガーSV)
塩谷司(サンフレッチェ広島)
長友佑都(インテル)
米倉恒貴(カンバ大阪)
▽MF
長谷部誠(フランクフルト)
山口蛍(セレッソ大阪)
柏木陽介(浦和レッズ)
柴崎岳(鹿島アントラーズ)
香川真司(ドルトムント)
清武弘嗣(ハノーファー)
▽FW
本田圭佑(ミラン)
南野拓実(ザルツブルク) ※
原口元気(ヘルタ・ベルリン)
宇佐美貴史(ガンバ大阪)
岡崎慎司(レスター・シティ)
武藤嘉紀(マインツ)
(※は初招集)
日本代表は8日に中立地オマーンでシリア代表(FIFAランク121位)と、13日にアウェイでイラン代表(同40位)と対戦する。中東での2連戦となるが、厳しい環境の中でも勝利を収めることができるだろうか。
【了】