インパクトのないプレーに終止した本田圭佑【写真:Getty Images】
【ウディネーゼ 2-3 ミラン セリエA 第5節】
セリエA第5節が現地時間の22日に行われ、日本代表FW本田圭佑が所属するミランはアウェイでウディネーゼと対戦した。
ミランは本田がトップ下で3試合連続の先発出場を果たす。FWマリオ・バロテッリが復帰後初スタメンを飾り、FWカルロス・バッカと前線を構成した。両チームのスターティングメンバーは以下。
【ウディネーゼ:3-5-2】
GK:カルネジス
DF:ワゲ、ドミッツィ、ピリス
MF:エデニウソン、バドゥ、イトゥーラ、フェルナンデス、アドナン
FW:テレオー、ディ・ナターレ
【ミラン:4-3-1-2】
GK:D・ロペス
DF:カラブリア、サパタ、ロマニョーリ、デ・シリオ
MF:デヨング、モントリーボ、デヨング
MF:本田
FW:バッカ、バロテッリ
開始早々の5分、バロテッリが才能を見せつける。ゴール左前で獲得したFKを蹴ると、狙いすましたキックは美しい弧を描きゴール左上隅に吸い込まれた。
ミランの勢いは止まらない。続く11分、左サイドを駆け上がったボナベントゥーラにモントリーボが素晴らしいフライスルーパスを通すと、胸トラップからゴールに流し込み2-0とする。
26分には本田からチャンスが生まれる。相手のパスをカットした本田はゴール前のバッカにパスを通す。これをシュートしたものの、DFに阻まれた。それでも前半終了間際の45分、ボナベントゥーラが蹴ったCKをサパタがヘディングで決めて3-0と試合を決定づける。
後半に入ると49分、ミランはカラブリアに替えてDFアレックスを投入する。すると直後の51分、サパタの落としからバドゥがミドルシュートを突き刺し1点を返す。さらには58分、CKのこぼれ球からテレオーがクロスを入れると、サパタが押し込み1点差に詰め寄る。
これ以上失点を避けたいミランは本田を下げてMFアンドレア・ポーリを投入。中盤の守備を強化する。しかし、70分には右サイドのクロスから危険なパスが入るも、なんとかD・ロペスが飛び出してキャッチした。
その後は最後までウディネーゼが攻め立てる展開が続いたものの、ミランがギリギリのところで守りぬき試合は終了。不安を残しながらも3-2と勝利を収めた。本田はまたしてもインパクトのないプレーに終わっている。
【得点者】
5分 0-1 バロテッリ(ミラン)
10分 0-2 ボナベントゥーラ(ミラン)
46分 0-3 サパタ(ミラン)
51分 1-3 バドゥ(ウディネーゼ)
58分 2-3 サパタ(ウディネーゼ)
【了】