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香川真司 9年前

香川も警戒する「強い相手」。試金石となるレバークーゼン戦、対照的なスタイルのタフな一戦に

ブンデスリーガ第5節、ドルトムントはホームでレバークーゼンと対戦する。ここまで公式戦10連勝中のドルトムントだが、相手はこれまでで最も強敵。香川真司も気を引き締めて臨む意思を示していたが、絶甲の試金石ともいえる。

text by 本田千尋 photo by Getty Images

再び“ファンタスティック4”が顔を揃える

新たな「ファンタスティック4」。香川、ムヒタリヤン、オーバメヤン、ロイスを導く指揮官の存在
ドルトムントでは、再び“ファンタスティック4”が顔を揃えることになりそうだ【写真:Getty Images】

 ボルシア・ドルトムントにとって、絶好の試金石となりそうだ。2015年9月20日のブンデスリーガ第5節で、BVBはホームにレバークーゼンを迎える。

 レバークーゼンは4試合を終えて2勝2敗の13位に付けている。18日付の『キッカー』誌に対して、ロジャー・シュミット監督は「4試合で3ゴールは少な過ぎる」とコメントを残した。

 今夏ソン・フンミンがトッテナムに移籍し、ドルトムントからケヴィン・カンプル、マンチェスター・ユナイテッドからチチャリートを獲得するなど、レバークーゼンは攻撃陣で若干の入れ替えがあった。

 開幕時には“ファンタスティック4”がハマっていたドルトムントとは対照的に、まだメンバーの編成を模索しているところがある。

 それでもレバークーゼンがチャンピオンズリーグの出場チームであることに変わりはない。17日に行われたヨーロッパリーグのクラスノダール戦の後で、香川真司は「強い相手」と口にした。レバークーゼン戦に向けて「とてもタフな試合になると思う」と気を引き締めている。

 16日のCLバテ・ボリゾフ戦では、新戦力のカンプルとチチャリートが揃って先発出場し、レバークーゼンは4-1で快勝した。カンプルのアシストでチチャリートが1ゴールを決めている。

『キッカー』誌は「ようやく攻撃サッカーを披露する」と記した。キースリンクは「僕たちはドルトムントに、負けるために向かうことはない」と述べた。レバークーゼンはドルトムント戦に向けて、着実に準備を進めている。

 クラスノダール戦でローテーションを採用したドルトムントでは、再び“ファンタスティック4”が顔を揃えることになりそうだ。

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