躍動するプレミアの中堅クラブ
今季のプレミアリーグでは、チェルシーやリバプールといったビッグクラブが苦戦を強いられている一方、これまで優勝争いとは無縁だった中堅クラブが大きく躍動している。
第4節の時点で勝ち点9の2位につけるクリスタルパレスは前節、ジョゼ・モウリーニョ監督がチェルシーの指揮官に就任して以来ホームで2度目となる敗北を味あわせ、スウォンジーはアンドレ・アイェウとバフェティンビ・ゴミスのコンビが大暴れを見せている。
そして、躍動する中堅クラブのもうひとつのクラブがレスターだ。今季はここまで2勝2分の無敗。ジェイミー・ヴァーディ、リヤド・マハレズ、マーク・オルブライトン、そして岡崎の前線4人が連動し、ここまでリーグ3位タイとなる8ゴールを奪っている。
しかし、クラウディオ・ラニエリ監督は前節のボーンマス戦で岡崎をベンチスタートとし、24歳のエヌゴロ・カンテをボランチに起用する4-1-4-1を採用。初のプレミア昇格となったボーンマスに先制を許すと、結局後半開始と同時に岡崎を投入し、本来の4-4-2に戻している。
“いつもの”戦いに戻したことで、岡崎が相手選手のミスを誘い、レスターはPKから同点に追いついた。
アウェイでの試合ということで指揮官に「まずは守備から」という意識が働いたようだが、今節はホームでの戦いということもあり、岡崎が再び先発に復帰するかどうかに注目が集まる。