日本代表の吉田麻也(左)と岡崎慎司(右)【写真:Getty Images】
イランで行われたロシアワールドカップ・アジア二次予選のアフガニスタン戦で6-0の大勝を収めた日本代表の選手たちは、各々がプレーする国への途に就いた。
サウサンプトンのDF吉田麻也は、ツイッターで「イランでSNS使えず久しぶりのアナログ生活も悪くない……いざ英国へ」というメッセージとともに、親交の深いレスター・シティのFW岡崎慎司とのセルフィーを公開した。
Haven't been able to conect to twitter for last cup of days in Iran. Now go home??イランでSNS使えず久しぶりのアナログ生活も悪くない……いざ英国へ。 pic.twitter.com/wvO6dfSMdM
— MAYA YOSHIDA (@MayaYoshida3) September 9, 2015
プレミアリーグでプレーする2人とっては、再び厳しい戦いが始まる。
サウサンプトンはこの夏の移籍市場でQPRから元イングランド代表スティーブン・コーカー、セルティックからオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクという2人のセンターバックを獲得。
今季は主力選手の移籍や負傷もあり、主将のポルトガル代表DFジョゼ・フォンテとCBコンビを組んでいた吉田だが、ライバルが増えたことで熾烈なポジション争いが待ち受けている。
一方の岡崎はレスターで好パフォーマンスを披露しているものの、リーグ4試合では1得点。自らの価値を高めるためにも、より多くのゴールを奪っていきたいところだ。
日本代表での戦いは1ヶ月後に再び始まる。10月にグループ最大の難敵シリアと中立地オマーンで対戦したのち、FIFAランクでアジア最高位となるイランとのテストマッチが控えている。舞台はアフガニスタン戦と同じくアザディスタジアムだ。
そして、イラン戦の4日後にはサウサンプトン対レスターの一戦が組まれており、2人の日本代表が世界最高峰のリーグで直接対決することになる。欧州の舞台で吉田と岡崎が顔を合わせるのは初めてのことだ。
最後に2人が対戦したのは2009年12月。Jリーグ最終節で、ホームの清水エスパルスが名古屋グランパスとスコアレスドローに終わった試合まで遡る。この試合を最後に吉田はオランダのVVVフェンロへと移籍した。
この1ヶ月は、日本代表とプレミアリーグでの戦いを交互にこなす厳しい日程が待ち構えている。そして、その最後には日本代表のセンターバックとストライカーがイングランドの地で激突する。2人の戦いに、大きな注目が集まりそうだ。
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