復帰戦が近づいている清武弘嗣【写真:Getty Images】
ブンデスリーガのハノーファーを率いるミヒャエル・フロンツェック監督は、怪我から復帰した日本代表MF清武弘嗣を実践練習なしでも次の試合に起用する考えがあるようだ。7日の独紙『キッカー』が報じている。
清武は今年6月の代表合宿中に右足の中足骨を負傷し、約2ヶ月の離脱を余儀なくされていた。その後、怪我が完治し練習に復帰した清武は、代表ウィーク中にテストマッチ2試合を予定していたが、家庭の事情により急遽日本に帰国していた。
現地時間7日に再びドイツに戻り、チームに合流する予定の清武はまだ十分なトレーニングを果たせていない。それにも関わらずフロンツェック監督は12日に行われるドルトムント戦で今季から背番号「10」を背負う清武の起用を示唆している。
「私の考えでは、ドルトムント戦はオプションの一つ。キヨの力はわかっているし、アピールする必要はない。素晴らしいサッカー選手だよ」
清武に信頼を寄せているフロンツェック監督。しかし、清武の出場が不可能な場合はMFレオン・アンドレアセンをトップ下に起用するとしている。
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