パク・チュホ【写真:Getty Images】
香川真司が所属するボルシア・ドルトムントは29日、マインツから韓国代表DFパク・チュホの獲得を発表した。2018年6月末までの3年契約を締結している。
崇実大学在学中の2008年に日本へ渡りJ2の水戸ホーリーホックでプロデビューを飾ると、翌年鹿島アントラーズへ移籍し、ジュビロ磐田を経て2011年にバーゼルへと旅立った。
スイスでの活躍が目に留まり、2013年にマインツへと戦いの舞台を移すと、昨季までは岡崎慎司とともにプレーした。今季も23日のボルシアMG戦に出場して武藤嘉紀と同じピッチに立っていた。
マインツのクリスティアン・ハイデルGM(ゼネラルマネージャー)はクラブ公式ツイッターで「パク・チュホに、ボルシア・ドルトムントへ移籍したいという絶対的な強い気持ちを打ち明けられた。ドルトムントとも合意に至り、この道を妨げたくないと思った。チュホがここにいた時間は、我々の中にいい思い出として残る。新天地での成功を祈っている」とコメントし、退団を惜しんでいる。
一方、ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)はクラブ公式HPで「我々にとって理想的な補強」と手薄だった左SBの新戦力獲得に満足感を示している。パクは好調のマルセル・シュメルツァーとポジションを争うことになる。
香川とともに“元Jリーガー”ホットラインを築いて新天地でも輝きを放てるだろうか。
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