アーセナル移籍が噂されるFWベンゼマ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーがフランス代表のFWカリム・ベンゼマへのオファーを受け入れる準備を進めている。
ベンゼマは今夏、アーセナルやマンチェスター・ユナイテッドから強い関心を示されており、特に同胞アーセン・ヴェンゲル監督率いるアーセナルはワールドクラスのセンターフォワードを探しているため、高額な移籍金を支払ってでも獲得したい意向であると度々報じられている。
英紙『デイリー・スター』によれば、アーセナルはベンゼマに対する移籍金をさらに上乗せし、5000万ポンド(約96億円)のオファーを提示。マドリーはこれを受け入れる方針だと伝えられている。
一方、ヴェンゲル監督は英紙『サンデー・タイムズ』を通じて「もちろんライバルに付いていかなければならないプレッシャーはある。複数のクラブが大金を投じているが、タイトルを獲れるチームは一つだけだ。我々だっていつでもギャンブルができる状態で、全てに対して否定的な意見をもっているわけではない。しかし、それを実行するのは移籍市場でチャンスを見つけたときだけだ」とコメントし、場合によっては高額移籍金による取引も理にかなっていると主張した。
アーセナルは今夏に長年の課題とされてきたGKをペトル・チェフで補強。開幕戦はウェスト・ハムにまさかの黒星を喫したものの、前節はアウェイで難敵クリスタル・パレスを下し、2004年以来12季ぶりのリーグ奪冠の機運が高まっている。
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