スソ(左)とシモーネ・ヴェルディ(右)【写真:Getty Images】
リーガ・エスパニョーラのSDエイバルは16日、ミランからMFシモーネ・ヴェルディを1年間の期限付き移籍で獲得したと発表した。
昨季はエンポリにレンタルされて26試合出場1得点を記録したドリブラーは、今夏トリノから保有権の半分を買い戻されて下部組織時代から在籍するミランに復帰していた。しかし、大型補強のあおりを受けて出番を確保できる見込みがないため武者修行を決断している。
一方、ミランの補強はまだ終わっていない。シニシャ・ミハイロビッチ監督のサンプドリア時代の教え子であるロベルト・ソリアーノを始め、攻撃的MFが補強の優先事項になっていると見られている。
これによりスソの立場が危うくなっている。今年1月にリバプールから加入したものの、昨季は5試合の出場にとどまった。新監督にもアピールできておらず、伊『カルチョメルカート.com』によればビジャレアルやマラガから関心を寄せられている。
カディス育ちの元スペインU-21代表MFが母国へ帰還する場合、一昨季のアルメリア時代と同じく1年間の期限付き移籍になる見込み。スソや攻撃的MFの移籍動向は本田圭佑の起用法にも影響を与えそうだ。
【了】