チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、自身8つ目のリーグタイトルに王手をかけ、優勝に対する思いを英紙『デイリー・メール』で語っている。

　チェルシーは、3日にホームで行われるクリスタル・パレス戦に勝てば、他チームの結果に関係なく、2009-10シーズン以来5季ぶり5度目のプレミアリーグ制覇を決めることができる。

　これまで4つのリーグで指揮を執り、通算7度のリーグ優勝を経験してきたモウリーニョ監督は「喜びに浸るのは一瞬だけだ。5分後からは、来シーズンのことを考えなければならない。家にトロフィーやメダルのレプリカはあるが、それほど重要なものではないんだ。優勝時の感情や思い出は一つ一つ明確に記憶されているからね。

　私のモチベーションは、フットボールの基本的な部分にある。近所の道で3対3や4対4をやれば、子供でも勝ちたいと思う。フットボールの世界で最も純粋なものは、勝利を望む気持ちなんだ。レベルは関係ない。プレミアリーグの王者になることと下部リーグで優勝することに違いはない。芽生える感情は同じなんだ。

　優勝のカウントダウンが入る感覚は好きだ。選手に4勝、3勝、2勝と鼓舞しながら、選手をプッシュするのは楽しい。もちろんできるだけ早く決めたいよ。それがホームなら最高だね」と意気込みを語った。

　尚、モウリーニョ監督はポルトで2度、チェルシーで2度、インテルで2度、レアル・マドリーで1度のリーグ制覇を果たしている。

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