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ブンデス日本人選手、第25節現地採点を振り返る。ニュルンベルク残留を左右する清武のパフォーマンス

ブンデスリーガには多くの日本人選手がいる。彼らが現地でどのような評価を受けているのか。先日行われた第25節の「Kicker」「Bild」の両誌の採点から読み解いていく。

text by 本田千尋 photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography , Ryota Harada

3月中にバイエルンの優勝決定か

ブンデスリーガ第25節日本人選手採点

Kicker誌(2014年3月17日付)
岡崎慎司「3」細貝萌「4」清武弘嗣「4」酒井宏樹「3」酒井高徳「2.5」乾貴士「4.5」

Bild誌(2014年3月17日付)
岡崎慎司「2」細貝萌「4」清武弘嗣「5」酒井宏樹「3」酒井高徳「2」乾貴士「5」
(長谷部誠、内田篤人については試合出場なし)

「DIE ERLOSUNG」(2014 年3月17日Kicker誌)
「救済」

「26 Torschusse fur zwei Treffer」(2014年3月17日Bild誌)
「2ゴールに対して26本のシュート」

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3月中にも優勝を決めてしまいそうなバイエルン【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

 優勝争いの行方は既に決してしまっている。ブンデスリーガ13-14シーズン、第25節を終えてレバークーゼンを下した首位バイエルンは勝ち点を71にまで伸ばした。2位ドルトムントはボルシアMGに敗戦、勝ち点は48に留まっている。

 ポイントの差は23にまで広がった。ではペップ・バイエルンの戴冠式はいつになるのか。2位ドルトムント、3位シャルケの結果次第では、次節にもバイエルンの優勝が決まる。3月中という異次元の早さだ。

 その一方で残留争いの行方は、最終節まで眼が離せなくなるのは間違いない。第24節を終えた時点で、17点の最下位ブラウンシュバイクから26点のハノーファーまで、9ポイントの中に7チームが凌ぎを削り合っている。

 昨シーズンは最終節でホッフェンハイムが17位から16位へとからくも滑り込んだように、今シーズンも降格するチームは最後の最後に決まることだろう。

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