9月25日に開催されたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の準決勝第1戦。日本から勝ちあがっていた柏レイソルは、中国の広州恒大に1-4で大敗。決勝進出がかなり苦しい状況となった。
中国の広州恒大。その圧倒的な強さは、日本のサッカーファンかにも驚かれている。グループステージではJ1随一の資金力を誇る浦和レッズを力でねじ伏せて勝利している。強さの背景にあるのは、なんといってもクラブの「金満ぶり」だ。昨年は年俸10億円と言われる額で元イタリア代表監督のマルチェッロ・リッピ監督を招聘。
前線の助っ人外国人も豪華で、今季27試合で24得点のエウケソン、10試合9得点で、今季ACL得点ランクトップのムリキ、2009年と2010年のブラジルリーグMVPのコンカ。強力過ぎる外国人アタッカーをそろえており、この柏戦でも3人で4得点と圧倒した。
その金満ぶりについて、アジア各国でプレーを続け、現在はモンゴルでプレーをしているサッカー選手・伊藤壇が自身のTwitterでこうつぶやいている。
「ACLで柏が広州恒大に4-1で負けてしまったんだね><
広州は得点者に1点につき2600万円のボーナス、勝利給が7800万円って言ってたからニンジン作戦大成功だなぁ。
普段からリーグのスタメンの勝利給が300万円みたいだからアジア屈指のバブリークラブです。」
金額の真偽は不明だが、もし本当ならば、広州恒大のニンジン作戦は他クラブとは桁違いである。いずれにせよ、柏が決勝進出するためには、アウェイでの第2戦を4点差で勝つしかない崖っぷちだ。
【了】
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